志庵

ポーラー 狙われた暗殺者の志庵のレビュー・感想・評価

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)
3.8
ダモクレス社のボス・ミスターブルートに雇われている暗殺者達は50歳で引退する条件で多額の年金を受け取る事ができる…。
しかし、50歳までに死亡した際はダモクレス社がその年金を総取りすることができ暗殺者達への年金支払いは"負債"と考えるミスターブルートは年金受給前に始末する事を繰り返していた。
…そして主人公ダンカンの引退が間近に迫り足を洗う準備を始める…って話。

『!!ッ』

『い、いや…まさか…そんな…』

『スネーク?…いや…もしや、ビッグボス!』

と思わず感じてしまう程、主人公が激似です…特に後半はもうオマージュとしか思えない(笑)
※GAME【メタルギアソリッド】の話です。

これでもかッ!っと言う程"ハードボイルド"感を出して来るアクション作品。

主人公の重圧感はあるのですが、敵の暗殺者達が3流の雑魚オーラ出まくりで緊迫感が皆無…逆に主人公の無双感がありスカッと気持ち良い印象を持てました。

ただ…タランティーノ監督作品の様な、くっさくさの演出はちょい引いて観てしまった。

私の期待と予想を越えたちょい臭い演出の面白い作品でした。

暗殺者が年金を受け取れる制度は、なんか可愛く感じてしまったw
志庵

志庵