2020-100
ダンカン(マッツ・ミケルセン)は腕の良い殺し屋で、もう少しで50歳を迎える。組織のルールで、50歳になると引退して年金を受け取るシステムになっているが、ボス(どうしようもなく無能)に、年金をケチって引退前に殺害しようとされる。しかし、ダンカンの方が数段上手で返り討ちにする。
年金システムが面白いです。破綻してしまっているシステムは、高齢化社会の年金システム同様ですね。
全体的な感想は、良く言えばテイストが多様で見飽きない。展開のテンポも良く、メリハリがあります。
前半から中盤にPOPでコメディ色のシーンが多かったが、後半の処刑のシーンはグロい。個人的にはエンデングのテイストがスタイリッシュかつシリアスで好きだった。
細かい所では、ヴィヴィアンという電話係が、電話を受ける時にいちいち「述べよ」というのがジワる。眼帯がfancy(映画の台詞)で、最初から着けてる設定でも良かったのに。
ラストでストーリー性をもたせており、締まりました。
I have never heard about winter coffee before.
No? I use bourbon and maple syrup.
Guess we do get rusty when we turn 50.