うーんこの大賞2019暫定怒涛の1位。
ブラピの演技は凄くいいんですけどね。やっぱりブラピは少し頭のネジがズレてる役の方がハマってると思います。
本作の総評はアグレッシブ要素を50倍に希釈した太陽系版「地獄の黙示録」
宇宙の彼方に消えた(引きこもった)親父の謎を解明する(セラピーする)べく、その父を目指して宇宙飛行士となった息子(主人公)に白羽の矢が立った。しかし、このミッションには彼にも知らされていない秘密が隠されていた。
ひたすら内省的な描写が続くので寝る人は寝るのでは。映像美と脚本はなかなか。ただ物語自体は奇抜なものではないのでそれゆえパンチのなさと捻りの効かせなさが致命的でした。面白くなくもつまらなくもなく淡々と話が運んでいくので不思議な感覚を味わいます。
要所要所で現れるキャラクターも思わせぶりなことを言う割には殆ど本筋に絡むことはなく結局誰だったんだアイツは感が否めません。
オチも「そう…」としか言えなくて辛かった。(話の)着地の仕方はまあ他にどうにもならなかったんですかねえ…
公開直前のベタ褒めな宣伝は過大評価にも程があるぞ、と感じます。
今までありそうでなかった宇宙映画という点では貴重な1本なので暇な方はどうぞ。
私としては1日の回数が減ってきて今更ですが、ワンス・アポン・ア・タイ厶～行った方が良いと思いますし、わたしも未見なのでそっち行くべきでした。
無念。
