20190922#101
これはひどい。
今年観たSFでは「流転の地球」の次ぐらいひどい。
リヒターの音楽で重厚な雰囲気を出そうとはしているけど、お話は中学生レベル。
科学考証、誰か入れた?
月の重力は?宇宙から帰還した人を素手で助けていいのかな?
広大な宇宙で、目視で母艦にたどり着く方法?
サージがやってくるタイミングが恣意的すぎる。
宇宙版「地獄の黙示録」をやりたかったのかと気づくと、あとは笑えることは笑える。
ゲリラとの戦いとか。
あちらはトラが出るが、こちらはXX。
でも筋を追うだけではねえ。
結局宇宙の深遠な謎なんてものに挑むほどの志はなく、親子の和解なんていう(どんだけアメリカって父親不在なんだよ)、そこに話を着地させれば一応の映画の体裁は整う、てな客をナメた作品。