このレビューはネタバレを含みます
主人公がすごいことをしれっとやってのけすぎで
普通の?SFを想像してるとキョトンとしてしまうかもしれない
期待してたものとはかなーり方向が違ってびっくりしたけど
主人公のキャラクター性やモノローグ、
映像・演出はすごくすきだな。
こんな広大な舞台用意して寄り道もしながらメインはとても個人的な話で
SFでこんだけ金かけて美しい映像とりながらこういう映画作れる時代になったんだなあというよくわからない感動にもつつまれた
普通ならもっとドキドキさせて尺とるだろう繊細な部分はざくざくなげとばして
そこなんだなあー……。
あーーーこれやりたかったんでしょすきーー
っていうシーンたくさんあったけど、
ダントツで好きなのは
ヘルメットに映るぽっかりと黒い穴
と
誰にも聞こえない叫び声
かな
だからそれだけでSFありがとうとは思った
宇宙での孤独、恐怖、底なし過ぎる
メッセージのあとぎりぎりこぼさないなみだとか
かとおもえば父親の再会時の突き放したセリフに一切表情変えずになみだながすとことかもとても好きだなー
またブラピ堪能してしまった……
一緒に見てた友人が帰り道「ブラピは温度に強い」とかいう謎ワードを飛ばしていてめちゃくちゃ笑ってしまった