主人公は31歳のチャヨン(チェ・ヒソ)。公務員試験に何度落ちたか分からんが、表情も固くなり、男にも逃げられ、試験も投げ出す。
そんな彼女が実家に戻った際に、試験を気にする母親にボソッと試験を受けてないことを打ち明けることから始まる物語。
スペック社会の韓国で、ただでさえ年齢重視なのに31歳で将来になんの展望も無くなる。詰んだ、どん詰まりって感じ。
そんな絶望の淵のチャヨンが、ジョギングするカッコいい女性ヒョンジュに魅せられ、体を鍛えることに目覚めていく。
社会では何一つ思いのままにならないのだけど、自分の体だったら思いのまま操れる。
「そっか」と思ったw
程度の差はあれ、自分も一つも思い通りにならない境遇。ヒョンジュのセリフ「お酒を飲むために走るのよ」に共感し、思わず映画の後はまっすぐ家に帰り、今日からジョギング始めてしまいましたw
そして大好きなお酒を飲みましたので、映画制作陣も満足してくれそう。
ちなみに主演のチェ・ヒソは『金子文子とパク・ヨル』で見せたカリスマ性を封印して、等身大の女性を正に体当たりの演技で熱演。
そのチェ・ヒソが3/15上映会には来場するのに行かれないもどかしさ。
都合のつく方は是非行ってください。
腹筋見せてくれるかもしれませんよ〜←
#大阪アジアン映画祭2019