「かわいく毅然と楽しく遊んでね」キムミニが演じるのはいつも自分の孤独を理解した上で、世の中の愚かな人間たちを観察してはどこか自分にも似た部分があることに気づき、やつらを皮肉ってもっとひとりになろうと…
>>続きを読むミニマムでよく知りもしない、知りたくもない他者の深淵。不毛すぎる感情のラリー。裏道が似合う『何者』的キム・ミニ、表通りが似合う弟。正対・ナメフィックス、またはパンで向かい合う複数男女ペアの色が変わる…
>>続きを読む共感、不和(諍い)、些細なズレ、身勝手な思惑などなど、人間のコミュニケーションの多様な要素が、過ぎていく時間の中で有機的な生を展開する。ベルクソンのいう「持続」という言葉が頭に浮かんでくるのは、この…
>>続きを読むクラシックがかかってる喫茶店で、イヤホンで違うクラシックをききながら、他人の会話がきこえてくるうちに、会話が思考を侵食してきて、いろいろなことを想像する感覚。結局そこから派生して自分の悩みに行き着く…
>>続きを読む短文感想 60点
JAIHOで配信されていた高評価の韓国映画でしたが、残念ながらあまり良さがわかりませんでした。喫茶店という小さな場所における、人々の会話。入り込めば面白いのかもしれませんが、その肝…
クラシックの劇伴使いがベタなら選曲自体もベタ。店内で人目もはばからずにデカい声で揉めたり、ジジイとおっさんが女にキショい頼み事をしたり、不愉快な登場人物が大半。それ以前として、単純にどのエピソードも…
>>続きを読む