さとし

ダウントン・アビーのさとしのレビュー・感想・評価

ダウントン・アビー(2019年製作の映画)
3.9
これは現実逃避できる作品ですね。

実は私、シーズン6まで見ました。確かネットフリックスでイッキ見しました。なので人間関係はわかっています。このシリーズが映画化されるのはとてもいいアイデアですね。またまた、品の良い伯爵ファミリーとその使い達の物語は側から見たら何だこれとかばばちゃん向きじゃんとか思われるかもしれませんが、ハマってみると意外と面白いですよ。

さて、今回はプロットのバランスと言う点ではちょっと使いの方達寄りです。まあ、トーマスがちょっと頼りないのでカーソンが戻ってくる羽目になってしまいます。あと伯爵と伯爵夫人の存在感が若干薄いですね。そこらは残念でした。

とはいえ、2時間2分の間にここまでの内容を詰め込んでこのまとまりはいい方だともいます。お馴染みの事件やハプニングそして、使いたちの一体感も感じられます。ちなみに私個人的には男性キャラではベイツそして、女性キャラではアナさんが好きです。今作ではメアリーの髪形がちょっとテレビシリーズと違っていて違和感を感じました。なのでマギー スミスがそのことに触れた時にちょっとよく言ったという感じです。

あと、完璧なキャラが一人もいないのは良いですね。それぞれにいいところと悪いところがあって完全な人間として一人一人が描かれてよかったです。それにしても睡眠薬2つ部はきついですね。あと暗殺計画を未然に阻止した時は思わず「パーソン オブ インタレスト」状態でした。

まあ、ひとフレームが絵になりますね。すべてのショットを壁に飾りたいくらい綺麗でした。、あとオープニングからあのテーマソングが流れてちょっと懐かしかったです。

まあ、良かったです。
久々に品のある作品を見ました。
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