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アナベル 死霊博物館のKaZuiのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)
3.8
💬ウォーレン夫妻の家にあるのは、彼らが集め、神父とともに清めて封印していたいわくつきのアイテムの数々。夫妻の留守中、娘のジュディ(演:マッケナ・グレイス)の面倒を見るのはベビーシッターのメアリー・エレン(演:マディソン・アイズマン)。ところが、彼女の友人であるダニエラ(演:ケイティ・サリフ)がウォーレン家に現れ、結果としてアナベル人形の封印を解いてしまう。シリーズでは、存在するだけで圧倒的な安心感を感じさせていたウォーレン夫妻の不在。ジュディ、メアリー・エレン、ダニエラを襲うのは、呪いのアイテムに関連する数々の悪霊。封印が解かれてからは、悪霊達が次々と現れ、息つく暇もないほどの怒涛の展開。訳ありとはいえ、悪霊が有利になるような行動をしてしまい観客をイラつかせるダニエラや、喘息持ちのメアリー・エレンが発作を起こしてジュディが遠くにある吸入器を取りに行くなど、ホラー映画にありがちなキャラクターや設定も楽しい。王道ホラー。ただ、この『死霊館』シリーズが他のホラー映画と違うのは、神様サイドが強いという点。他のホラー映画では、(神父が主人公でもない限り)人間では太刀打ちできない悪霊や悪魔に対して、神への祈りや十字架、聖書や神父等は、ほぼ役に立たない。しかし、このシリーズでは、聖書や十字架、聖水などが有効である。一方的にやられるのではなく、やり方次第では除霊や封印が可能というのは非常に魅力的。今後の『死霊館』ユニバースのさらなる拡大に期待。

初鑑賞:2019年9月20日
鑑賞方法:映画館
(ユナイテッド・シネマ札幌)
2019年243本目。
9月13本目。

🗣マッケナ・グレイスは子役としてとても好きなのですが、今回は彼女に加えてマディソン・アイズマンがとても可愛くて魅力的でした。笑顔が素敵。

再鑑賞:2019年9月25日(2回目)
鑑賞方法:映画館
(ユナイテッド・シネマ札幌
/4DX2D字幕にて)
2019年248本目。
9月18本目。

🗣座席の揺れや風などでアトラクション感が増しました。とても楽しかったです。

再鑑賞:2020年2月11日(3回目)
鑑賞方法:Blu-ray
2020年35本目。
2月6本目。

🗣Blu-rayを購入したので再鑑賞。メイキングなど初めてみたものも含めて新たに思ったのは、目にコインが付いている「フェリーマン」の造形やキャラクターが凄く好みだということです!
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