「この死霊博物館にあるモノは全てに死霊が込められておる、絶対に触ってはならんぞ」「触ったわ」「何に!?」「全部よ」 というさながら4コマ漫画な爆笑必至のツカみが最高な『アナベル 死霊博物館』。
ホラー版MCUという異色の映画クロスオーバーの「死霊館シリーズ」ですが、本作ではメインの主人公ウォーレン夫妻のようやく娘さんに焦点が当てられた一本です。
狼男から呪いの甲冑、サムライまで、監督兼脚本のゲイリー・ドーベルマンは同じく脚本を担当した『IT THE END』同様、全編お化け屋敷のような映画に仕上げております。
そしてやはり「死霊館シリーズ」らしく家族映画として到着する、意外にもお化け屋敷のゴールには感動の涙が待っている……のか? 早く「狼男」の単独映画完成を待ちます。