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守護教師のAZのレビュー・感想・評価

守護教師(2018年製作の映画)
3.6
マ・ドンソクの慣れない教師姿と、健気に親友を探すキム・セロン。2人ともかわいい。

こんな教師いたら頼もしい。というかオク・ギチョル (マ・ドンソク)体デカすぎ。あと、よくよく思い出してみると教師らしい事ひとつもしてない気が...。あと、何気ない仕草の演技がうまくてリアル。表情も良い。今作ではほとんど笑ってない気がする(人形をゲットするシーンだけめっちゃ笑ってた)。

韓国映画でお決まりの汚職系のストーリー。胸糞展開が続き、事件を解決。

最初は彼を受け付けていなかったカン・ユジンも、最後は彼がくれた人形を愛でる姿が映される。この大袈裟ではなく、さりげない演出が良い。

一方オク・ギチョルは学校を解雇され、潔く町を去る。このあっさりとした姿の中に哀愁があって良い。

酷く悲しい事件の後、情緒的な音楽とともに終わっていくストーリー。今後も彼らの人生は続いていくと、強く未来を感じさせる終わり方。

どこにいても助けに来てくれる先生の姿は、まさに守護教師(守護天使)。若干勘が良すぎるけれど...。サスペンス色の強い作風の中に笑いもあり、好みの作品だった。
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