マ・ドンソクの慣れない教師姿と、健気に親友を探すキム・セロン。2人ともかわいい。
こんな教師いたら頼もしい。というかオク・ギチョル (マ・ドンソク)体デカすぎ。あと、よくよく思い出してみると教師らしい事ひとつもしてない気が...。あと、何気ない仕草の演技がうまくてリアル。表情も良い。今作ではほとんど笑ってない気がする(人形をゲットするシーンだけめっちゃ笑ってた)。
韓国映画でお決まりの汚職系のストーリー。胸糞展開が続き、事件を解決。
最初は彼を受け付けていなかったカン・ユジンも、最後は彼がくれた人形を愛でる姿が映される。この大袈裟ではなく、さりげない演出が良い。
一方オク・ギチョルは学校を解雇され、潔く町を去る。このあっさりとした姿の中に哀愁があって良い。
酷く悲しい事件の後、情緒的な音楽とともに終わっていくストーリー。今後も彼らの人生は続いていくと、強く未来を感じさせる終わり方。
どこにいても助けに来てくれる先生の姿は、まさに守護教師(守護天使)。若干勘が良すぎるけれど...。サスペンス色の強い作風の中に笑いもあり、好みの作品だった。