はる

守護教師のはるのレビュー・感想・評価

守護教師(2018年製作の映画)
4.2
マブリー先生奔走!!
コレは面白かったですね〜!韓国映画らしいサスペンスにマブリーの豪腕エッセンスが見事にマッチしています。
マブリーが体育教師として赴任してきた田舎町では、女子高生が失踪しているという事件が起こっているのですが、何故だか先生も警察も家出と決めつけてまともに探そうとしない。そんな中失踪した女子高生の友人であるキムセロンだけは必死になって捜索を続けていて、そこにマブリーも加わり、真相に近づいていくというのがざっくりとしたあらすじ。
マブリーはいつも通り弱きを助け強きを挫く、確かな腕っぷしと可愛さが同居したキャラクター。そして女子高生役にはあの『アジョシ』で皆んなの記憶に残っているキムセロン。今回久々に観たんですけど、スラッと背の高い美人さんに成長していてびっくり。演技も益々パワーアップしていてもう無敵ですね。マブリーの格闘アクションは勿論見どころですが、あくまでそれは一つの要素で、メインはサイコスリラーとしてのドキドキや事件を解明していくミステリーの部分になります。とはいえ、決してアクションが物足りないという事はありません。元ボクサーという役がらなので、パンチをメインとした大迫力のアクションは流石のマブリー。ボディが死ぬほど重たそうで最高です。悪役には『エクストリームジョブ』や『犯罪都市』など近年大活躍のチンソンギュ。『トガニ 幼き瞳の告発』にてあの最悪のクソ校長を演じたチャングァンという申し分ないメンツで、物語を盛り上げてくれます。
マブリーとTHE韓国サスペンスを楽しみたい人にはうってつけの良質な作品だと思います。やっぱりマブリーは最高ですね。
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