さっこ

麻雀放浪記2020のさっこのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)
4.0

あの名作「麻雀放浪記」のリメイク?

主人公坊や哲が2020年の未来の東京にタイムスリップする。
そこは新たな戦争が起こって東京オリンピックが中止となった、もう一つの東京だった…。
やっぱ無茶苦茶な話だな(^^;



TBSラジオ「日曜サンデー」より
爆笑問題と白石和彌監督のトーク

太田「この映画は別に観るべき映画ではないです!」
田中「えと…あの………そうね…」
白石監督「いや、そこ同意するんじゃないよっ!!」

と、太田のボケに対し田中がつい同意してしまい、白石監督が突っ込むという一幕がありました(笑)

しかしここまで悪評ばかり聞こえてくると逆に興味も湧くというもの。
「美人が婚活してみたら」から続けて見ました。



面白かった〜〜ヽ(・∀・)
(すっごいハードル下がってたのも良かったのかな)

まぁ監督本人が前述のラジオで言ってた通り。
オリジナルの麻雀放浪記は名作なんで、あれをやろうとしても勝てない。
それで無茶苦茶な方向に振り切られたらしい。

ぶっ飛んでる。
あれもこれも風刺してる!
(でもiPhone撮影に特に意味はないな…)

満足してエンドロール見てたら
脚本が佐藤佐吉だった。
この方「殺し屋1」とかの脚本家。
「運命人間」とか「極道恐怖大劇場 牛頭」とか「東京ゾンビ」とか面白かった。
特に「牛頭」が大好きで三池崇史監督作なんだけど、三池監督の作品群の中でもかなり人気あるんじゃないかな。
とにかくぶっ飛んだ脚本書く人です。



事前にオリジナル「麻雀放浪記」は見てないと面白さ半減かも。
見に行く方は見といた方が絶対いいです。

そして、あとでレンタルとかするよりリアルタイムで見るべき作品だが、特に見ろとはオススメしない。
やっぱり、別に見るべき映画ではない?
そんな作品です。
(見てつまらなかったと言われても困るので…)

映画始まってすぐ坊や哲がフラフラ彷徨ってバッティングセンターにたどり着く。
そこに居たのは…。
ネタバレになるので書きませんが笑えたなぁ。ブラックな笑いです。

自分は「孤狼の血」よりもこちらが好きです。

51
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