すとんこ

麻雀放浪記2020のすとんこのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)
3.5
パンフレット所有(850円)

1945年、敗戦直後の苦しい時代で逞しく生きる博打打ちの坊や哲(=斎藤工)が未来にタイムスリップするって話☆

やってきた時代は2020年。平和ボケして軟弱になった日本は世界大戦に再び敗北、平和の祭典○リン○ックの開催予定も中止となり、それに変わる国際イベント・麻雀世界大会が企画されます。

はい、ここまでレビューを読んでいただけた賢明な皆さんは既にお気づきの事と思いますが、ハッキリとバカ映画です!

混迷する現在の時代背景も詰め込んだ社会派な要素も入っていますが、アホが懸命に背伸びしている風に描かれていて、製作者の思惑通りな仕上がりとなっています。

元の時代へとやたら帰りたがる哲の姿を見るだに、「オマエらの時代も中々に地獄だぜ」っと突き付けられている気持ちになる一本(* ̄ー ̄)☆
※″ピエール瀧が出演している″って不謹慎な理由だけで劇場観賞を決定した本作ですが、それほど目立った活躍も無く残念でした。



○キャスト○
坊や哲:斎藤工
ドテ子:もも(チャラン・ポ・ランタン)
大恩寺クソ丸:竹中直人
八代ゆき/AIユキ:ベッキー
ドサ健/ミスターK:的場浩司
出目徳/ヤン:小松政夫
ドク:岡崎体育
杜会長:ピエール瀧
すとんこ

すとんこ