JTKの映画メモ

デッドエンドの思い出のJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

デッドエンドの思い出(2018年製作の映画)
3.7
原作も読んでたみたいだし(本棚探したらあった)、地元名古屋が舞台ということで観てみた。

失恋した傷心女性がふと立ち寄った喫茶店「エンドポイント」。店主ニシヤマとその店に集う人々とのホッコリした交流を描く。

なかなか良かった。

やはり街の風景がね。名古屋でオールロケみたいな映画もなかなかないし。東京では当たり前なんだろうけど。
今は無き中日ビルや、変貌する前のセンパ(セントラルパーク)や、名駅西のシネマスコーレや、伏見、円頓寺界隈などなど。観とるだけで楽しかった。
名古屋は広いようで狭いんでほぼ知ってる街並みだったな。
肝心の喫茶店の場所はわからんかったけど。

吉本ばななも、最近のこそ読んでないが、初期作は全部読んでた。
恋愛ものが多いんだけど、大体死人や深く傷ついた人が出てきて、「絶望感や喪失感」側から生きることを照射するみたいな感じで、好きな作家ではある。
これの原作また読みたくなったな。たぶん読まんけど(笑)。

映画に話戻す。
エンドロールに、わし行きつけの呑み屋で知り合った舞台美術屋の女性の名前が出てきて、吃驚。
名古屋せまっ。
早速、感想のメッセ送った。

おわり。