リトルコーギー

あした世界が終わるとしてものリトルコーギーのレビュー・感想・評価

4.3
・アクションシーンの迫力が凄さ
3DCGでの作画ということもあり、アクションシーンでの迫力が凄かった。

・頭をよぎる「某異世界アニメ」
双子(?)のロボットの妹側の声優さんの影響で、某異世界での死に戻りアニメがチラついて仕方ない。(笑)

・最先端の3DCG
個人的には3DCGのアニメは違和感があってあまり好きではないが、本作品は他の作品よりも違和感は少なかった。最先端の技術を駆使し、AIと人の力を合わせたとのことだが、それの成果はやはり凄いのかな。ただ、やはり背景と人物が浮いて見えるように感じたので、その点は普通のアニメの方が好きかな。ただ上述の通りアクションシーンの迫力は普通のアニメより段違いでよかった。AIを活用して群衆の動きを描いたことにより作業効率をアップしたなど、これからの時代のアニメの作り方のモデルケースにもなるのではないか。

・世界観の細かな設定
主人公とヒロインの恋愛あれこれが世界の存亡みたいな話に繋がるという意味では、いわゆる「セカイ系」という括りになるのかな。パラレルワールドで同じ人物が存在していて、命がリンクしているなどの設定は目新しくはないが、人物描写を含めた設定が細かく考えられているからか、主人公真の成長の物語として感動した。

・楽曲のよさ
元々あいみょんが楽曲で参加しているからという目的で観たのだが、予想通り、いや予想以上に曲がよかった。作品を観たイメージで作ってもらったとのことだが、作品のイメージも描きつつ、あいみょんらしさも存分に出している、そのバランス感覚がやはり凄い。
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