Bigs

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯てのBigsのレビュー・感想・評価

1.0
宅間監督、三上博史さん 舞台挨拶付き

僕は全く面白いと思いませんでした(但し、序盤の10分くらいは除く)。
はじめの時点で作品の瑕疵だと感じること(台詞まわしの違和感、ストーリーの不整合、等々)に対して後から理由を説明されても、遡ってその部分が面白くなるとは思いません。少なくともこの映画ではその点がうまくいってるとは思わない。

ただ、映画において「上手い伏線とは何か」を考える意味では興味深い映画でした。
「なんかおかしくない?」とか「倫理的にアウトじゃない?」ってことに、後から全てに納得できる理由がつくという点では「カメラを止めるな」と似ているのに、なんでこんなに受ける印象が違うのか。
一番大きいのは、「カメ止め」の場合、一度目に見たときは何かしらの意味を持ってるように見えて、後からその意味合いが変わってくるということなのかな。

ラブホテルを舞台に、擬似ワンカットの密室劇で、セコい(?)犯罪モノっていうコンセプト自体は良いと思います。
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