がんがん

鴨が好きのがんがんのレビュー・感想・評価

鴨が好き(2018年製作の映画)
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Filmarksでイキりたい意識高い系がんがん
「これは現代社会に対する強烈なアンチテーゼだった…一見すると本編でのそのドラスティックな展開は、カウンターカルチャーにおけるキッチュなアートと捉えられるかもしれない。本作におけるその第一印象はシュールレアリズムである。しかし本作の観測者である我々は、其処に仕掛けられたメタ構造を見逃してはいけない。本作内における観測者Yの者の存在。Yとは…アルファベットにおける25番目、つまり最後ではなく、まだ続きがあるということ。Yの者の視点を、さらに神の視点である我々が観ている、という箱庭構造なのだろう。つまりは主人公の紳士はすでに火事で死んでいて、しかし観測者の視点により生と死は同時に存在しているという、これはシュレディンガーの猫なのだ。金銭は授与されたのにアイスを受け取れない、という自分の要望はもはや叶わないアイロニー。しかし公園のルール違反である鴨に餌をやるという社会規律から反することは、非法曹な非人間的なカオナシの如く観念的存在からのバイオレンスな報復を受けてしまうという、ある種の公平性を担保した善悪観念におけるイデオロギーのシンメトリー、とどのつまりエロスとタナトスである。紳士はエロスであり、火事の紳士はタナトスであり、両側面からの紳士のレゾンデートルなのだった。また赤いペアルックのカップル、足しかない人間、苺など様々なデザインの生物を登場させることによりダイバーシティのメタファーを表現しているが、しかしその根底にあるのは、過剰なポリティカルコネクトに対しての紛れもないアンチテーゼだ。つまり本作の製作監督はジャンヌダルクのごとく反旗を翻したアジテイターとしての、何事もイシューから始めよとエヴァンジェリスト的なマニュフェストなのかもしれない!決して本作はジャストアイデアではない、計算されたアートにおけるイノベーションを起こしているとわたしは思うのだ!!」


正直ながんがん
「なんや意味わからんけど、これ好きやわ…謎のイケボ😇😇😇」



https://youtu.be/48-RA4BNXVc
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