さとし

コンフィデンスマンJP ロマンス編のさとしのレビュー・感想・評価

3.9
この作品は予備知識やドラマ版を見ないと楽しめないという感じは全くありませんでした。想像ですが、要するに長澤さん、東出さん、小日向さんは悪から管を盗むコンフィデンスマンで江口さん演じるヤクザから30億の大金を奪ったというのがドラマ版の最終回だったというのが推理できます。(間違っていたら😰)

まあ、予告編を見た限りでは長澤さんと思えない人が凄いアゲアゲのテンションで「カジノの金庫からっぽにしたるで!」と言い長澤さんもついに俳優さんとして脱皮する時がやってきたと思って見に行きましたが、意外と抑え気味だったので安心しました。とはいえあれが竹内さんだったとは思いませんでしたね。はっきり言って驚きました。

長澤さんと竹内さんといえば、2004年の方がを代表するそれぞれの作品「世界の中心で愛を叫ぶ」と「いま、会いにゆきます」に出演してから15年が経ちこういう形で共演するとは思いませんでしたね。驚きました。

また、「コードブルー」に対して「着いていけない」「ハードルが高かった」と言ったレビューをフジテレビがフィルマークスに来てわざわざレビューを読んだのでしょう😂。今作ではそう言ったことが感じませんでした。

もう最初のワンシーンから油断ならない展開で楽しかったです。エンターテインメント性の高い作品ですね。ちなみに私も東出さんの役同様に〇〇ちゃんさんと言われたことがあります。違和感は感じました。

キャスト全員がいい味出してましたが、どこからどこまでがコンゲームでどのあたりまでが本気なのかが後半へ進めば進むほどわかりにくかったです。ただしキャラの立ち位置が「ルパン三世」と似てる感じがしました。ルパンとジゲンそして、五右衛門がいてこの場合三浦さんが逆不二子ちゃんで江口さんが職業が逆になった銭形警部という感じです。

あと、竹内さんと江口さんの「フェイス/オフ」ばりのメキシカンなんちゃらがカッコよかったです。今後このキャストがどう変わって行くのかが楽しみです。

まあ、舞台を香港にした理由はわかりませんでしたが、よかったです。
こういうわかりやすいのがいいですね。いいものを見ました。
さとし

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