テレビドラマからの劇場版ではありますが、劇場版というより「ロマンス編」とあるように規模は劇場版ですが、軸はテレビ版と一緒の座組だったかと思います。それでも、笑えて、面白いです。
ドラマを知らない方でも十分楽しめます。なんとなくの関係値さえ把握していれば、まったく問題ないです。
「伏線」いわれているものにいくつかの種類があるなぁと思いました。ストーリーの伏線と、相手をだます伏線がそれぞれあって、脚本と映像でうまく表現されています。そのバランスがいいので、非常に見やすくかつ回収が見事で、気持ちよく鑑賞することができます。なので思いっきり騙されに行って、観たほうが楽しめるかと思います。
ネタばらしの部分における回収の仕方はほぼコナン映画と一緒だから、振り返ればよくわかる内容となっています。エンターテインメント映画としては気楽に、その時間を劇場で楽しんで欲しいです。
2019年公開作品 79本目