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アマンダと僕のmiyayuki7のレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
4.3
フランスのパリが舞台。ある日突然テロで母親を失った少女・アマンダと、その叔父・ダヴィッドの交流を描く。テロリズムを取り扱いながらも、それ自体にとらわれるのではなくて、日常生活の中で喪失をいかにして乗り越えるかということが、テーマになっている。とても普遍的なつくりで、丁寧につづられているため、日本人のわたしたちもスッと入っていける。映画祭の観客みんなで、アマンダとデヴィッドの様子を見守るような雰囲気だったのが印象的だった。

とても美しい映画で、登場する人物ひとりひとりの心の動きが、おろそかにされておらず、ちゃんと物語の中を「生きている」。ヴァンサン・ラコスト、ステイシー・マーティンという若い俳優の存在も魅力的。この監督の他の作品もぜひ見てみたいと思った(いま、日仏会館でやっているらしい)