『アマンダと僕』
いわゆる泣ける映画とは次元の違う
リアルな涙に心を打たれる
この映画を見たというより、
この映画でアマンダとともに
生きた、といいたい
＿谷川俊太郎＿
という、谷川俊太郎さんのコメントに惹かれて見てきました。
突然の悲劇でママを亡くしてしまった姪っ子と僕の物語か。。泣けちゃいそうだな、やめようかな、つまんなかっまらどうしよう。。 なんて思っていたんですが、
ビックリしてしまった。
すごくショックで。
パリで本当に普通に暮らしていそうなママと女の子、なかなか定職のない若い男の子。
とても自然に描いていた。
悲しみを乗り越える姿も、大袈裟でなく、すごく、リアルで自然に気持ちを揺すられて、アマンダとダヴィッドだけでなく、レナも、叔母さんも、友人たちも、誰の気持ちにもふっと触れられるように感じて、ずーーーっと泣いていました。
こんな風に小さな子どもや若い人たちが傷つけられる姿は、見たくない。なんてダメな世界なんだろう。
でも、2人がお互いに救われながら傷を癒してゆく姿が、本当に愛おしかった。
現代のYA文学そのものな世界だったな。
今の若い子たちの物語だな。こういう悲しみの疑似体験って絶対必要だよな。。 そして、江國香織さんのコメント良かったな。
