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アマンダと僕のCookieMonsterのネタバレレビュー・内容・結末

アマンダと僕(2018年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

母親の死で1人になったアマンダと24歳の叔父
もっとハートフルな物語を想定して観ると裏切られた
突然のテロで大切な人を亡くした痛み
それでも続いていく日常
持て余した感情がふとした拍子に溢れ出すこと
ドラマチックではない表現がよりリアリティを作品にもたらしている
パリにおけるテロの恐怖は現実のものとしてそこにあり、ニュースだったことが身近な人に起こるということ
テーマの扱い方としては、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』に似て、あくまでも個人史として描く点には好感が持てた
但し、彼女との描き方や母親との関係性など少し広げ過ぎてるが為に中途半端な感が否めないのと、わりと無駄なシーンも多い気がする
フランス映画らしく、無駄なキスシーン、セックスシーンもあり、フェミニズムの国なのに、こういうシーンって女優さんは断らないのか不思議
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