ぶん

アマンダと僕のぶんのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
3.8
ある日突然「アマンダと僕」になったダヴィッド。
大切な人が亡くなって、日常の中で大きな傷が見え隠れするので、更に辛いです。
それでも生きていかなくてはならない人たち、生きて行くことで乗り越えられる日常なのだ。

「エルヴィスは建物を出た」…でも終わりではない、逆転したテニスの試合を観てアマンダの涙が一気に溢れ、きっと彼女も乗り越えられる。

最後にドっと子供の本意が現れるのは、「悲しみに、こんにちは」に似ているなぁと思いました。
子供って溜め込むんですよね。そしてずっと後になってちょっとしたきっかけであの時の悲しみだったり辛さだったりをポロッと出すから、大人はかなりショックです。
アマンダはママの教えてくれたあの表現で自分の気持ちを表したんです。
テニス選手さん、勝ってくれてありがとうです。
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