画面のどこかに居る赤。気にしなければ気がつかない美しい色。控えめに存在し、望む時には確かに現れる。そんな何かを象徴しているのかもしれない。
抜いたり抜かれたりの自転車の追いかけっこに心が踊るのは何…
どんなに悲しくても、どんなに耐え難くても、時間だけは、平等に、時として残酷に、淡々と過ぎていくんだよね。ちょっとタンマはできないし、泣いても必ず朝は来るし、お腹は空くのに、みんな、すごい。生きてるだ…
>>続きを読む身近な人の死は、理解できるようなものではない。それは、たとえば亡くなった人を殺した人に一矢報いれば解決されるようなものでもない。ただ、亡くなった、もう会えなくなった、という事実を前にして、途方に暮れ…
>>続きを読むテロでとつぜん母親を亡くした6歳の少女と、 まだ若く頼りない部分のある母の弟。幼い姪を引き取って育てるべきか、人生の岐路の定まっていない彼は思い悩み、少女は母の死を受け入れられずにいる。そんなふたり…
>>続きを読む パリの街並みに銃を持った警官がいる。 いたずらの爆竹にレナは怯える。
日常が続くのにこれまでとは違う様子が印象的。
アマンダが母親を求めて部屋の机を見てやっぱりいないんだ、という表情をした…
このレビューはネタバレを含みます
アマンダがテニスの試合中に泣き出してしまうラストのシーンで、故人との思い出というのはそこら中に散らばっているのだと思った。それは、その人との付き合いが長ければ長いほど、そしてその関係が親密であればあ…
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ごめんなさい…
筋にとても惹かれてたのだけど、
事の重さと反対に、映画の色彩が鮮やかで美しすぎて、周りの人々も優しすぎて…
ぬるく感じてしまった
とてもとても優しい映画だと思った
ただ、特別な何…
中盤のシーンの町中で知り合いに会って、姉が亡くなってしまったことを伝えたシーンが個人的に印象に残っている。
知り合いは、姉が亡くなったことを知らなくて、姉のことを話してくるけどそのことが心が痛くなっ…
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