えび

氷の季節のえびのレビュー・感想・評価

氷の季節(2018年製作の映画)
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東京国際映画祭でスケジュールが合わず観られなかったけど、トーキョーノーザンライツフェスティバルで上映され、やっと観ることが叶いました。
とにかく救いがなくて、重厚。デンマークの曇天、映像も暗く、心がどんよりしてしまった(大好物)。ほとんどホラー。
あまりの極貧さに牛を売るように娘を売る。
広い農地・湿地があっても、作物は実らず人手もなく、今日食べるものにも欠く。でも地主であり続けなくてはいけない。教会で良い席に座らせてもらうために。
最善と考えて画策したはずなのに、大事にしていたもの全て失う。牛は主人公のメタファーだとしたら…。
脚本の完成度の高さに感服。秀作だと思った。