スーパーシュール。ガラスの靴に合う女性…ではなく、ブラジャーに合う巨乳女を探し回る男性の話。とっても変わった映画でした
住宅地の隙間ギリギリを縫うタイプの電車。いろんな物が車両に引っかかるので、運転手は毎日仕事を終えてから持ち主に返しに行く。今回はブラが引っかかってたんだけど、それは民家の窓からチラッと見えた巨乳さんの着けてた柄と同じだった…！
線路沿いに住んでる事は分かってるから一軒ずつ訪問していくんですが、その過程で生まれるプチドラマの数々が面白い💮
おじさんがドアをノックしてブラを見せると、これは自分のものだと証明するために何故か皆さん一度着けて見せてくる。明らかにサイズが合ってなくてブカブカだったりキツ過ぎて留め具が弾け飛んだり。これじゃ埒があかねぇやと訪問販売員に化けて潜入したかと思えば夜中に不法侵入しておやすみ中の奥様の胸に当てがってみたり…もはや変質者っすよ🚨
でも台詞が全く無いせいかリアリティラインはかなりボヤけており、「これは漫画的コメディですよぅ」と理解させてくれるのでなんとなく受け入れられてしまう。また、どこか分からないけど舞台が完全に異国で文化も見たこと無いものばかり
「やりたい放題し過ぎて住民達にリンチを食らい線路に縛り付けられるおじさん」も、私が知らないだけでもしかしたら日常風景なのかも知れない…
画は粗く70年代あたりのルックですがこれはワザとでしょう。哀愁ただようBGMとか風に流されてふわふわ飛んでくブラジャーなど、めちゃくちゃ味のある画ヅラに笑えば良いのか泣けば良いのか分からなくて楽しかったです
（窓から見えたんだったらどの家かぐらい分かるんじゃないのか？）とは思った🤫
