シネフィル母ちゃん

ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語のシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

5.0
TUVALUは自分の中で好きとかの次元を超えた「愛しすぎちゃってます映画」として、不動のナンバーワン!!!
マイナスポイントがひとつも見当たらない完璧な作品だし、宝物のような存在。
なのでファイトヘルマー監督も私の中でとっっても特別な監督。

その監督の新作が東京国際映画祭で上映ということでそりゃもう期待度マックスのハードル爆上げのまま鑑賞!

結果、、、
最っっ高に幸福な映画鑑賞となった!!!!!!
なんてこった!!!!なんかもう愛が止まらないよ!!!!!
一晩たっても「ブラ物語」のことが忘れられず、急遽2日目も鑑賞!
映画祭で一つの作品を2回観るのはこれが初。
でもね、、本当に最高だったんだもの。
至福!!至福!!!至福......!!!!!

TUVALUのようにほぼ会話なし&チュルパンちゃんとドニラヴァン再共演

これだけでも胸熱なのに、TUVALU贔屓を抜きにしてもこの作品は完璧だった。
主役を演じるミキ・マノイロヴィッチの困り顔が終始愛しい。
そんなミキ様と友情を育む子供もこれまた可愛すぎて発狂...!
主人公が色々な女性宅を訪れるんだけど、その女性達とのコミカルなやり取りに口角が上がってしまう。

愛らしい人物達(現地に住む男達は最低だったけれど!)とバックに流れる陽気な音楽。
観ていてすごく居心地良くて、でも終盤はハラハラして最後は感動の涙。
映像も音楽もお話も全て完璧。
ファイトヘルマー監督のセンスが作品の隅々まで炸裂してた。
あの研ぎ澄まされたセンスはどこから生まれるのだろうか。
大人のおとぎ話にうっとりしてしまった。
画面に終始惹き付けられっぱなしだった。

そして、
可愛い!楽しい!だけじゃなくて見終わると人生の物語になっていたことも凄い。
孤独な主人公の姿に、ちょっぴりほろ苦くて切ない気持ちにもなる。
そんな彼が無事にヒロインを見つけ出すと思いきや、意外な展開に。
そして最後の最後に主人公にささやかなプレゼントが訪れる。
この監督の優しさに痺れた。

よくあるラストにしなかったところに監督の優しさを感じるし、あのラストだからこそ余韻に浸ることが出来た。



#ここからは映画以外の話
#余談
#余談


監督とドニラヴァンと女優さんたちがサイン会をするということでもちろん参加!

1日目は、友人がTuvaluのイラストを描いてくれたカードに監督へのラブレターを描いて渡した。
TuvaluのDVDも持っていったんだけど、監督は日本版のDVDに興味津々。ドニラヴァンを呼んで2人でDVDのパッケージを見てキャッキャしてた(この光景が可愛すぎて萌え死ぬかと思った!)
ドニラヴァンにもTUVALUのイラストカードを渡したら喜んでくれて嬉しかった。
監督にTuvaluがどれくらい好きか伝えたかったんだけど、気持ちを伝えてる途中で感極まって大泣き。
監督は驚いてたけど、思いっきりハグしてくれて最高に幸せな瞬間だった。
その後、女優さんたちにも慰めてもらって、美人さんたちに優しい言葉をかけてもらうという最高の贅沢を堪能。

2日目は、"世界でいちばんのイチゴミルクのつくりかた"のイラストカード(これも友人が作ってくれた)に、「ブラ物語」の感想を書いて監督に渡した。
監督はすぐに「君は昨日の子だ!」気づいてくれて、自前のカメラを取り出して私を撮影。「なんでもいいからメッセージを言って!」と言われたがパニックになってしまい何を言ったのかイマイチ思い出せず。
そのあとも女優さんたちに「昨日泣いてた子ね!」って言われて一緒にキャッキャ出来たことが嬉しすぎた。

サイン付きの特大ポスターも頂けて幸せすぎた!!!

映画はもちろん、それ以外でも幸せな気持ちにさせてくれた監督と役者陣に感謝しかない。
監督とドニラヴァンのサインを頂いたTUVALUのDVDとパンフレットは家宝にします!!!