フクイヒロシ

ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語のフクイヒロシのレビュー・感想・評価

4.0
まずはもうビジュアルが素晴らしい。
ずっと素晴らしい。

どこよ、あの村。
アゼルバイジャンの山間の村らしいですよ。


ものすごいのさ。

ほとんどつるっぱげの茶色い山々に
雪解け水程度の美しい川が流れてて
その上流あたりに
「何を恐れてるんだ」って感じに町から離れた数件の家が密集しただけの村がある。

ラピュタでパズーが住んでる町っぽいかな。
(あれよりもっとやばい)


もう絵本の世界。



***


もう一つは、
江ノ電ばりに家スレスレに列車が通過していく町。


いちいち色が可愛い。
窓の形や雑貨が可愛い。

実在した町のようです。
今は都市開発のために整備されてしまったようですが。


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で、列車も可愛い。

緑とオレンジの塗装で、昭和のロボットみたいな顔してて可愛い。



***


話自体ももちろんかわいい。

定年直前の列車の運転手が、
町を走り抜けた際に干してあった洗濯物をひっかけっちゃって
ブラジャーが列車にひっかかった。
そのブラを持ち主に返したいけど、誰のかわかんなくて。。

という話。



「あるべき場所へ帰る」話ですかね。


ラストはコメント欄に。



***



まぁ、めっちゃ眠かったけどね!