ねこ

ジェミニマンのねこのレビュー・感想・評価

ジェミニマン(2019年製作の映画)
5.0
マスコミ試写にて鑑賞。
プロダクションノートとか、資料の多さがすごくて、これ映画ファンは欲しいと思います。上映前に30分くらいのめちゃ長いインタビュー映像も見れました。今後全ての映画マスコミ試写いきたい!お願いしますフィルマークスさん!

さて、本編ですが、
オジスミスvs若スミスです。
ストーリー自体はまあ少し昔の映画のような設定ですが、

特筆すべきは映像です。
今回の上映の方式が【3D+in HFR】とゆうものになりまして、
普通映画は24fps(1秒間に24枚の画像)で撮影(少なくとも上映時は)なんです。
しかしなんとこの映画、120fpsで撮影しております。1秒に120枚の画像。つまり超滑らかでぬるぬる。
120fpsを上映できる映画館はとても少なく、自分が見たのは60fpsですが、それでもぬるぬる。
通常人の目って30fpsくらいなんですよ。
なので、それの2倍なめらかで、さらに3Dだったので映画見てるとゆうより現実世界を見てる感じでした。もしくはゲーム(一人称視点で銃構えてるシーンとかあるのでこれはわざとゲーム意識でもあると思う)。殴り合いとかすごいです。バイクチェイスシーンもすごいしちょっと危なすぎるスタントしてて、見てて怖かったw
これって、映画に没入させることが目的のやり方だと思うんですけど、「VRじゃない没入と謳っていた「ダンケルク」とゆう映画がありましたが、それとはベクトルが違う、没入状態(現実の目で見てる世界)に物理的に近づけるやり方で、すごく新鮮です。
でもまあ個人的には「映画を見てる!」ってゆう感じが好きで映画見てることもあるので、24fpsが好きかな。

また、若スミスですが、皮膚とかをCGで若くするんじゃなく、キャラクター全てがCGです。演技はウィルスミスと代役やスタントマンがやって、そこにCGを当てるモーションキャプチャーみたいなもんかと(ライオンキングとかみたいな)
これはまじでリアルでした。よくゲームでこれもう実写じゃん!って表現したりしますけど、そんなレベルじゃないです。完全に若い頃のスミス。若スミス。
そしてそんな若スミスですが、まじで良い演技するんですよ。感動しちゃった。心揺れ動いてるキャラクターって良いよね。

若スミスの演技は一応本人がやってるので、だいぶ流用してると思いますが、
ウィルスミスってたしか役作りはしないって言ってたんですよ。(スーサイドスクワッドの時かな?)
それでも同じ作品で別キャラもちゃんと演じ分けてるので、器用かつ長年やってきて培った技術はありますね。


長くなってしまいましたが、新鮮な体験したい方はぜひ60fpsか120fpsが上映してる劇場で3Dで見るのオススメします!
ザ・映画が見たい方はその辺の劇場で24fpsでどうぞ!
ねこ

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