もっとSFチックなストーリーなのかと思っていた。その意味で予想外だったけど結構面白かった。
政府の暗殺者ヘンリーは依頼された暗殺の目的は果たすものの、自分の狙い通りに当たらなかったことに衰えを感じ、引退を決意する。
しかし衰えたとはいえ、2キロ先を走る列車の中の目標を確実に仕留めるその能力を政府がみすみすと見過ごすはずもなかった。
引退したヘンリーを謎の暗殺者が追って来ることになるが、それはかつての自分に瓜二つだった。
てっきり過去からタイムマシン的に自分の若い頃がやってくるもんだと思っていた。まさか羊のドリーちゃん的だった。
自分の遺伝子なだけに、子供みたいなもの。
その育ての親は自分の宿敵という話。
結果ストーリー的にはそれほどのものはなかったが、アクションが楽しめたのと、なんと言っても映像のこだわりなんだろうな。
ウィル・スミスが一人二役(!?)ってことで、てっきり若いウィルは顔だけが加工かと思ってた。いかにも加工されてます的だったし。
フルCGだったということですが、本物や背景とかとの融合感、絡み感は素晴らしく自然な感じに仕上がっていた。
もっとこだわっている人詳しい人の言うところだと、この映画はストーリーよりも映像技術の素晴らしさのようで、IMAXだとよかったらしいんだけど、都合もあって普通の2Dだったからそこまで分からなかったなー。
惜しいことしたかなった気がする。
