スッゴイ面白いし、うま〜いこと出来てる！「イスラエルのカメ止め」なんて声もチラリ聞こえてきますが、国際的に超絶複雑な事情を抱える中東の作品で、シリアスにならず、会場がこんなにも笑いに包まれるとは…なにやら感慨深くもあり。政治情勢の風刺画でもあるけれど、悲劇ばかりを見せられるより、あり得ないかも知れなくてもより希望的ラストを見ることで、もしかしたら現実もより良く変わっていけるんじゃないか、それがフィクションの力、WAR IS OVER、
そんな風に思える。
イスラエルとパレスチナ国境？を行き来するうち、検問所の軍人とひょんなことから込み入った関係になり、不器用で冴えない人生を送っていた青年があれよあれよと恋も仕事も世渡り上手のわらしべ長者みたいな話。
快哉！
TIFFもっと色々見たかった〜泣
