『好きな女に爆発的とかゆうのアリ？』
パレスチナの人気メロドラマの現場
に縁故で採用されてる青年サラム。
撮影現場に通う為に検問所を通る時に
冒頭の台詞を発して拘束され司令官の
アッシに仕事の説明すると脚本家だと
勘違いされて内容や結末に注文をつけ
てくる。
アッシの意見を現場に上げると何故か
採用されて脚本家にされるサラム。
実際には座って5分以上頑張れない
駄目青年サラムはまたしてもアッシ
に頼って脚本の続きを書く事に。
だが物語の性質上アッシの要望する
結末にする事は絶対に出来ない。
物語が望む結末に向かわない事に
怒り心頭のアッシはサラムを拉致
しIDを取り上げてしまう。
サラムは結末をアッシの要望通りに
変更できるのか、それとも…。
メインプロットは完全にコメディ
なのだがイスラエルとパレスチナ
の長い対立が根底にある。
その経緯に詳しくない私には
結末に対する両陣営の思いが
十分理解できないのでそこで
ゴタゴタしてるくだりがただ
ただ重苦しく感じてしまう。
そこ以外はドラマの現場で起こる
事件や事情等により設定やお話が
コロコロ変わるのが馬鹿馬鹿しい
コメディとして楽しめたので余計
にそう感じた。
ドラマの台詞で好きな女性を
口説くのも愉快で好き。
この女性が濃い目の広瀬アリス
みたいでかなり巨乳。
あと劇中に出て来る重要な食品
フムスがゲロみたいな外観で
マズそうだった。
ラストはこんなんでいいのか？
と思うほどのぶっ飛びっぷり。
そこ面白かったのでノレない所も
あるけどこのくらいのスコアで。
劇場鑑賞通算265本目。
