堕ちた希望の作品情報・感想・評価

堕ちた希望2018年製作の映画)

Il vizio della speranza/The Vice of Hope

製作国:

上映時間:100分

3.6

あらすじ

「堕ちた希望」に投稿された感想・評価

tower1209

tower1209の感想・評価

3.3
難しかった。犬は何を象徴していたんだろう。
東京国際映画祭にて。強烈な作品。光の使い方がとてもよく工夫されている。女優さんの演技もとても自然。
UCHIDA

UCHIDAの感想・評価

-
東京国際映画祭にて。
光と色の使われかたが印象的。
ラストシーンに向かって暗い色から明るい色になっていて、内容と光がリンクしていました。

ドキュフィクションにジャンル分けされると思います。
東京国際映画祭コンペティション部門出品作品。冒頭の映像が印象的だ。溺れて船に引き上げられる女性が、まるで空中に浮いているように見える。実は、網ですくっているということがわかるが、このファーストシーンがそのまま主人公の女性の運命を暗示している。全般的に暗い映像で、どうやら主人公のマリアは、犯罪組織の末端で働いているようだ。舞台となっているナポリの近郊カステル・ヴォルトルノは、治安の悪い場所らしいが、海と川が交錯する場所で、その寒々しい風景のなかで、主人公は過酷な人生を生きている。

監督はイタリアのエドアルド・デ・アンジェリス。ナポリの生まれらしいが、風景描写に対するこだわりは映像から伝わって来る。冒頭のようなファンタジックな場面と主人公の暮らしを描くリアリズムが、妙なマッチングで、力強い作品をつくっている。イタリア映画とは思えない、湿度の高さは特徴的。観た後に、がつんと重いものを感じさせる作品だ。
さて東京国際映画を振り返る。今年は地味なラインナップの反面、日陰の良作が多かった。本作は売春婦に生まれ堕ちた彼女が自らに宿った子どもを守るため希望を求める逃避行。ナイジェリアンの売春婦街の話は知っていたが、それを牛耳るイタリア人のマフィア(?)たちの状況はまったく見聞きしたことがなかったので、とてもショッキング。しかし、かなりの部分で説明を省いており、知識なしでみるとかなり呆気にとられる。個人的に彼女が唯一信頼する謎の男が経営していたという遊園地のシーンにグッと来た。あんな恐い乗り物あります?てか危ないやろ。NASAの訓練施設じゃあるまいしw 今回最優秀女優賞に輝いただけあって主演のピーナトゥルコの演技には、絶望の淵にいる孤独な女性ならでは凄みがすごく顕われていた。犬にも最優秀ペット賞あげたいなあ。
2018/11/2 TOHOシネマズ六本木ヒルズ Sc.7 東京国際映画祭2018 コンペティション 監督賞
東京国際7本目
普遍的な愛の強さに圧倒される、とても見応えのある作品。

こんなロードショーされるか分からない作品を六本木のスクリーン7で観られるから、東京国際はやめられない。
misuzu

misuzuの感想・評価

3.7
東京国際映画祭にて。
最近観た映画の中で1番心に残った作品。
イタリアの絵画で良く描かれる聖家族の姿を思わせるようなラストシーンが印象深かった。
トト

トトの感想・評価

4.0
哀しくも美しい人々が描かれていた
zzyy

zzyyの感想・評価

4.4
東京国際映画祭2018
最優秀監督賞

骨太の作品
素晴らしい
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
東京国際映画祭2018にて鑑賞。Opシーンが見事。夢も希望もなく暮らす者達。汚れた仕事で生きるマリア自身を、新たに宿った命が逞しく変えていく。それが退廃的な光景に映え、着地にも繋がる。暗がり進む小型ボートなど堪らぬ映像の威力。
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