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はじめての別れのmingoのレビュー・感想・評価

はじめての別れ(2018年製作の映画)
4.1
思わぬ拾い物更新された。
絶世の美女監督がおおくりする現代版キアロスタミ。後継者かよ。「ともだちのうちはどこ?」もビックリ、五十嵐航平「泳ぎすぎた夜」にも通じる子供の天真爛漫さが前面に押し出され、ウイグル自治区は「花園」を意味する場所で撮った圧倒的映像美が魅力のドキュメンタリータッチの傑作。
語るより映像をみるに尽きる。
Q&Aで監督が言っていた人間観察が大好きという言葉からくるように、映画の2つの種類、ドラマとドキュメンタリー、その2つが1対1の比率で1つになったからこそ生まれた奇跡のような一本。
同じ映画を何度も観たいと思うことはそんなにないが、本作だったらまた劇場に通いたいと心の底から思う。
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