#東京国際映画祭 ⑧
しっかりとした秀作だった。
これが長編デビュー作。Q&Aに登場した監督は、若い女性でとても力強さを感じる方だった。
子供の頃虐待されたミスペクが、虐待されているジウンに出会う話し。
韓国でも今上映されている作品で、評価も高い。
Q&Aでの監督の話によると、
監督が以前住んでいた家の隣りの子供が恐らく虐待児だったというのが、この映画の原点。
韓国で起きた児童虐待について5つか6つ合わせて書いたのがジウンなので、ジウンは実話。ミスペクは監督自身を投影しているのでフィクションとのことだった。
ハン・ジミンすごく良かった。
最初はひたすら可愛い子。その彼女を映画で初めて見たのは朝鮮名探偵で、役に全然ついていけてなくて痛々しくて可哀想に思ったことをなんとなく覚えてる。
良い俳優さんになっているとは思っていたけれど、コレ本当に良かったよ。
そしてヒジュン。時が来たって感じかね。
良い俳優だということは、私はもう知ってるんで。笑
来年は40。あ、韓国ではもう40歳か。
これからは作品の方がヒジュンに寄ってくるのでは?
次回作も楽しみ。次も社会派なものになる予定らしい。