こばまさ

ソン・ランの響きのこばまさのレビュー・感想・評価

ソン・ランの響き(2018年製作の映画)
3.7
アジアに行き隊!のお時間です。
第12回目は、ワタクシ選定作品
ベトナム映画🇻🇳『ソン・ランの響き』
ベトナムも人生初。
どんな旅になるのか、とりあえず行ってみよう✈️ブォン


フィリピン、タイ、シンガポールでも感じましたが…
このベトナムも、見出して慣れるまでに時間がかかる…。

要は、すんなり入れない。
見慣れてなさ過ぎて、ある一定の時間を過ぎないと作品に入り込めない。

80年代のベトナム、サイゴン(現ホーチミン)が舞台。
街並みや建物、料理や夜景、ベトナムってなんかいいね。
年代がそうさせるのか、ベトナムがそうさせるのか、とてもノスタルジック。

借金の取り立てを生業とするユン。
劇団の花形役者のリン・フン。
最悪の出会い方をした男2人が、2人にしか分からない孤独や境遇を知り、絆が芽生えていく。

という、まあよくあるストーリーです。
邦画なら観るに耐えない話なんですが、この2人の演技?ベトナムマジック?
とにかくどんどん引き込まれてしまいました。

ファミコンで仲良くなったり。
アパートの屋上で語り合ったり。
ジャケに使われてるシーンも美しかったり。
その中でも、やはりこの作品の1番の見どころは2人のセッションですね。
ベトナムの歌とかベトナムギターとか一切分からんけど、良かった!


ただ、ラストで『え?そっち?』
ってなりました…
しかも気持ちいいぐらいにスパッと終わる。
個人的にはもう少し話を引きずって終わっても良かった様な気もしましたが、この終わり方も悪くはないのかな。

しかし、ユン役の彼が何度も玉木宏に見えて仕方なかったのは、ワタシだけでしょうか。



あちゃちゃんお疲れ様〜!
最近観たアジア映画の中では1番ハマれたよ。
女性目線だと、男同士の話だから微妙かな?
次の旅先も楽しみにしとります✈️ブォン
こばまさ

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