外に出て、軽く口笛を吹いてみる。
日はまだ明るくてなんだかちょっと良い気分。
予想外に好きな映画だった。
なぜ、そんな気分になったかというと、会社で嫌なことがあった後だったから(よくいる権力にひれ伏すヤツ)。
もしくは、MIBインターナショナルを見た後だったから(ポーニィーは可愛かった)。
どちらにしろ、映画館の隅っこで、キュンキュンもやもやニヤニヤしながら心地よい時間を過ごした(我ながらキモい)。
「愛がなんだ」以降、恋愛系の映画は避けてきたのだけれど、なぜか癒される。
現実にはありえなさそうなのに、ありそうに見える不思議。
徳永えりさんの、まさに等身大の存在感は大きいと思う。
「じゃあ、実験しよう」
あそこで言わないよ、那沙ちゃん。
充分好きでしょ?そこは素直に「うん」で良いんじゃないの?と思ったけど、そのあとの展開に、妙に納得(多分ジジイ分かってない)。
ゆるゆるポップな楽曲とあいまって、ジジイのキュンキュンもやもやも加速(キモさも加速)。
言われてみれば確かにコメディー、なんだかあちこちくすぐったい。
最後も、受け取り方は様々だと思うけど、個人的には、スッキリして元気がでる感じ。
恋愛もしたいけど、同時に自由でありたいと思う気持ち。
ジジイがこれだけ癒されるんだから、仕事や家庭や恋愛に疲れた女性たちはもっと癒されるんじゃないかなあと思う。
予告編の音楽が好きだったら見る価値あると思います。
是非、癒されて、「明日もやったるかー!」と元気になって欲しいです(余計なお世話)。
追記
個人的には、冒頭の「チェリー好き?」がツボ。若い時に試してみればよかった(多分結果は惨敗)。
「月極オトコトモダチ」20190619新宿武蔵野館