東大を卒業したものの、定職にも就かず
父と母の元でのんびり暮らす青年和彦。
息子を咎めることも無く、夫婦仲も凄く良く（この夫婦役の演技がこそばゆい）親子3人平穏に暮らす日々。
ある日、ひと風呂浴びようと銭湯へ行った和彦。ひょんなことからこの銭湯のアルバイトを始める事に。だがその銭湯にはとんでもない秘密が…。
あれよあれよと巻き込まれ
思いもよらぬ方向へ流されていく。
｢ゆったり、たっぷり、の〜んびり」の疲れを癒す為の、ほっこり銭湯の裏で、あんな事が行われていたらと思うと戦慄が走ります。ぎょえ〜😱😱💦
これはやばいよ、やばいよ〜と話の展開に焦りつつ、ストーリーの流れがテンポよくて、いきなりハードボイルドぽくなるシーンに違和感を感じつつも役者さん達の凄みのある演技力に引き込まれ、最後まで楽しんで鑑賞しちゃいました。
違和感と言えば全てが違和感ありありかもしれません。
東大卒でニート和彦。
仲のよすぎる優しい両親。
自分の借金が元なのに、アルバイト
を巻き込んで、淡々と裏でヤバいことしている銭湯のオーナー。
ヤクザの田中って他に組員いるのかな？
和彦の彼女の可もなく不可もない顔。
これらに私は違和感を感じました。（嫌味じゃなくて）
ラスト和彦と松本の身に起こった衝撃のシーン。
このシーンは二人の強い友情を感じ、感動さえ覚えました。（私もこの作品に巻き込まれてるかも😅）
出てくる俳優さん達は殆ど知らない俳優さん達でしたが、結構面白かったです。
私の家から歩いて2分。古い銭湯があります。もう今は営業はしていません。
隣でコインランドリーを営業しているだけ。かなり大きな銭湯。小さい頃は何度か私も入りに行ったけど、この作品を観ながら、｢あの銭湯は…裏営業なんかしてなかったよなー？あのお湯は薪で沸かしたんだよな」なんて、思っちゃいました。
まさかね😅
