しろみさかな

メランコリックのしろみさかなのレビュー・感想・評価

メランコリック(2018年製作の映画)
3.6
パケが韓国映画みたいで、設定が面白そうだなぁと思って鑑賞しました。普通に面白かったです。
派手過ぎず、暗過ぎず、ちょうど良い塩梅の作品でした。銭湯の受付の後ろにあるスーパーボールが、2、3日したらちゃんと減ってるあたり、リアリティがあって良かったです。主人公の部屋にハリポタがあったり、ほんといい塩梅のリアリティでした。とにかく役者さん達がいい味でしたね〜。人殺しなのに人間味のある2人。いかにも東大卒っぽい受け口気味の喋り方の主人公。ボスの女なのに何故か嫌な感じのしないフィリピン人女性。なんか味わい深い俳優さん達でした。
むしろすんなりあの仕事を受け入れられる主人公は、適性がありまくりなのでは…と思いました。普通なら吐きまくってるか、逃げちゃうのでは…。色んな意味で1番強かったのは主人公でした。しかしながらオーナーが殺された銭湯、今後の経営が不安になりましたね(笑)わたしなら通いたくないわ…(笑)
派手はアクションや派手な展開を求めている人にはオススメできませんが、ジワっと面白いので是非。なんとなくこんなストーリーなのに、人間味も感じられます。
余談、銭湯行きたいなぁ〜。
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