ゆう

メランコリックのゆうのレビュー・感想・評価

メランコリック(2018年製作の映画)
3.9
面白かった。
初めは主人公の鍋岡が好きになれずにもやもやしていたが観ていて段々と愛着が湧いてくる感じ。
そして松本がかなりキャラとして好きだった!殺し屋なんだけど良いヤツ。そのギャップがとても魅力的でした。
その良いヤツ感がサイコな具合ではなく「きっと良いヤツなんだなあ」と思わせてくるような人間くさくて好感の持てるような感じで鍋岡とのシーンはいちいちとても好きだった。
2人の飲みに行くシーンが1番好きで
「幸せじゃないと生きていちゃいけないんすか」
「でも出来れば幸せになりたいよあ」
みたいなやりとりがとても良かった。それがラストの鍋岡の台詞にも繋がる気がするしね。

上手く生きられなくてモヤモヤしてて少しだけ救われるようなコメディ?が観たいという方にはオススメな気がします!
ゆう

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