先輩の俳優さんが出演されていることもあり、鑑賞してきました。
同じ土俵に上がっている以上、メジャーもインディーズも関係ありませんので、普通に書きたいと思います。
映画において、死体の処理場として風呂場が使われるというのは珍しいことではありませんが。
日本特有の文化である銭湯をメインに置くことによって、様々なドラマを生み出していましたね。
ただ台詞の不自然さ、狙いが見えてしまう笑い、展開の粗さなどが気になりました。
特にラストの主人公の目的があいまいです。もう少し恋人である百合への愛を貫くべきだと思いました。
（批判ばかりですが、自分が話題作に出演していないという、ひがみではありませんよ😅)
とは言え、この作品の作り手の情熱、気概、一体感がそれらの欠点も吹き飛ばしている感があります。
上映後のトークショーからも熱意が伺えました。渋谷でチラシ配りもしているそうです。
第2のカメ止めという安易な表現はどうかと思いますが。業界に一石を投じ、若いクリエイターに良い刺激を与えることは間違いありません。
上映館が広がり、たくさんのお客さんが劇場に足を運んでくれることを願います。
