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ハイ・ライフのCOAGILのレビュー・感想・評価

ハイ・ライフ(2018年製作の映画)
1.8
想像していたような自分が好きなSF映画とは全く違っていた作品


設定:何か まるで1960年代にでも考えたかのよう‥

宇宙なのに重力有り過ぎだったり、宇宙船の中も普通の部屋みたいだったり、宇宙船の中で点滴してたりetc‥

あえて突っ込みたくなくても、今の時代に考えた設定としては、お粗末過ぎる有様で、最早この作品の存在に耐えられない軽さの設定‥


しかも冒頭から30分はダラダラした展開で退屈になってくる‥


まぁ、我慢に我慢を重ねて見ていくと、元々がスリリングでミステリアスなSFを目指してないのが分かるが、2001年宇宙の旅ともテイストが違うし‥


綺麗な言葉で言えば、宇宙の神秘や人体の神秘と置き換える事も出来るのかもだけど、

簡単に言えば、宇宙船内での性欲処理問題といったとこで、宇宙生活でも南極1号みたいのが必要なのだというのと、熟女の性欲と密林の濃さに驚きを隠せない‥


エロ映画とも違う事は違うんだけど、今作のコンセプトは〜

・ブラックホール=子宮・小型の宇宙船=精子

・子宮←精子・ブラックホール←小型の宇宙船

共に吸い寄せられて行くと言った感じ‥


ブラックホールの描き方としては、光さえも逃げられない重力なのだから、人間が近付くとどうなるか‥
映像的には悪くないけど、人体実験すなくても結果は分かりそうなのに‥

人体実験と称して、囚人の宇宙での死刑執行とするならば処刑費用が凄い過ぎだろうし‥


まぁ、SF映画ファンとしては、最早、この映画の 存在に耐えられない軽さの設定で、唯一の見所は SFXよりSEXか‥⁇
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