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ハイ・ライフのslvのレビュー・感想・評価

ハイ・ライフ(2018年製作の映画)
3.6
クレール・ドゥニ監督作品だからフランス語だとばかり思っていたら、全編英語だった。。

クセがあるのは想定内だけど、やはりこれは、かなりの異色作。
好みや賛否が別れるのも当然でしょうね。。

序盤の雰囲気はタルコフスキーのあれとかを彷彿とさせたけれど。
女性監督ならではな感じの独特さが強いかな。

思っていたよりエロいしグロいし、びっくりするような描写もあってちょっと引くけど(笑)、映像に神秘的な美しさを感じ取れる部分もしっかりあった。

いろんなメタファーが散りばめられているようで意外とストレートな気もするが、とにかくストーリーや設定は難解過ぎてわかりにくいので、なかなか入り込めなかった。

SF的な要素や描写についても、物足りなかったりツッコミどころも多いしで気になるけれど、テーマはそっちじゃないから、まぁいい。

果たして希望はあるのか、ないのか…?
一体、どこに着地するんだ…?
と想像がつかなかったけれど、ラストの会話が示唆するところはけっこう強烈。


これが好みかと言うと微妙だけれど、色んな違和感があったからこそ、長く印象に残る作品になりそうな気がする。

何よりミア・ゴスが身体に入れていたタトゥーがかわいかったのが一番印象的!
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