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さよなら、退屈なレオニーのlpのレビュー・感想・評価

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)
3.0
東京国際映画祭にて鑑賞。

例年、他の部門を優先して手が回らなかったユース部門。今年は最終日に3作連続で鑑賞!1本目は『蛍はいなくなった』。コンペへの招聘が検討されたものの、カルロヴィヴァリ国際映画祭のコンペへの出品が先に決まったため、ユース部門で上映されることとなった作品。

アバンタイトルの時点で「主人公の抑圧からの解放」というテーマがしっかり伝わってくる。これだけでもう一定の完成度が担保されていることは伝わってくる。ただ、主人公とギターとの出会いなどのシークエンスに、あまり心を動かされず、本編を観てもアバンタイトルからの伸びが感じられなかったことは、少し残念。

逆に良かったのは、主演のカレン・トレンブイ。彼女が魅力的で、ある程度は映画を牽引していた。

映画全体では「普通」といったところ。悪くはなかったです。
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