みづき

さよなら、退屈なレオニーのみづきのレビュー・感想・評価

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)
3.6
アメリカ映画だとティーンの鬱憤を晴らすのにセックスやドラッグにのめり込みがちだけど、レオニーはお酒すら飲まなくて本当にただ不器用なだけの女の子。

「学校も楽しくないしムカつくことばっかりだし家にいても何もかも苛つくのにそうやって人生を冷めた目でみるのも疲れる」って、そんな言葉が出てくるのもすごい。

泣きながら自転車を漕ぐシーンが良かった。わたしも悲しみと悔しさと怒りとあともうなんだかわかんない感情がぐわっとこみあげて来てボロボロ泣きながら自転車漕いだことある。そして、そんなときにスティーブみたいな自分のいるコミュニティのどこにも属さないまったくの他人になんとなく救われる気持ちもすごくわかる。

あとはやっぱファッションがかわいかったな。レオニー、グリーンのマーチンぽいのを履いてた。8ホール。最近雑誌でみてかわいいなって思ってたのもあって余計に欲しくなっちゃった。ダボダボのスウェット脱ぐと華奢な服を着ているのがまた良いな。
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