YuriP

さよなら、退屈なレオニーのYuriPのレビュー・感想・評価

さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)
3.0
当たり前を当たり前と思うことに違和感を感じ、モヤモヤするレオニー。
就活はこうするべきとか、みんな挙手をしているのになぜ君はしない?とか、個人の意見ではなく周りに合わせることが普通なことにモヤモヤ。
ベランダでお父さんと話してるシーンが好き。
お父さんの話も面白かったけど、レオニーが何も気にせずに合わせられたら楽なのにって悩んでるのがグサッとくる。周りに合わせることが出来ない状態も批判浴びやすくて辛くて疲れちゃってる。でも納得できずに周りにただ合わせて、個人を押さえるのも辛いとこと。葛藤だ。
個性を出してはしてるけど全然不良少女ではないし、不良グループにも馴染めず、他のグループにも馴染めず、個性的な服装も統一感はなくバラバラ。レオニーの迷いを表してるのかな?

バスに乗って飛び出すシーンの不思議なファンタジックミステリーてきな音楽はどうしても違和感でしかなかった。
何か意味があるんだろうな~と思いつつ、でも合わなすぎて変なのって思っちゃった、笑
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