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Burn the Stage : the Movieのパンのレビュー・感想・評価

Burn the Stage : the Movie(2018年製作の映画)
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中学生の時、はじめて自分から「観たいから連れて行って」と頼んだ映画が、JustinBieberの「NeverSayNever」というドキュメンタリー映画だった。

彼の音楽に心底惚れていて、曲を聴き 動画を観て 海外雑誌を読んだ
いつの間にか彼は大スターになっていて、でもそこにいるのは変わらず彼で、そこにあるのは彼の音楽だった。

それから6年ほど経った今、Billboardで彼に代わって名前が呼ばれたのが、BTSだった。

私自身 彼らの音楽を聴き始めたのはここ1,2ヶ月くらいで、最初「防弾少年団っていうグループが人気らしいよ」と聞いたときは、変な名前だな〜なんて思って、聴こうともせずにいた。

だが今年になってPENTAGONというグループをきっかけにk-popにハマって(元々少しは聴いてた)、映画やデザインが好きだったのもあって 韓国へ旅行に行った。

何故かその頃からBTSに惹かれていたんだけど、きっかけなんかは全然思い出せない。(大体すごい気の合う人とか好きになる人との出会いは思い出せない)

それで色んな動画を観ていくうちに、彼らが自ら作詞・作曲、振り付けに関わっていることを知って、すごいアイドル…アーティストだ、と感動した。そして努力を続け、さらに飾らず親近感のある彼らに魅了された。(歌詞も良いですよね)

そしてそんなタイミングで映画が…
希望をもらいにいこうと思い立って観に行きました。

彼らはスタッフとARMYを翼と言う。
自分の痛みより仲間の痛みのほうが辛いと言う。
もはや自分という1人の人間ではなくて、BTS という生き物としてそこにいるのだと思った。結婚して 主観が「私」から「私たち」に変わるような感覚なのかな。仲間や家族とはまた別の、同士というかパートナーというか。そんなメンバーと一緒に。すごく良いな。
本名でも、「RM JIMIN V SUGA J-HOPE JUNGKOOK JIN」でもなく、「BTS」として。

ほんとにこの映画で感動的だったのは、自分たちが表では主役だけど、スタッフやファンを本当に彼ら自身が尊重しているということ。
k-popはほんとうに 1回のカムバックが1つの映画(作品)のようで。そこに掛ける全員の思いが凄い。

ユリイカのk-pop特集にもあったけど、彼らは 好かれよう、恋しよう ではなく、「自分を愛そう(love yourself)」と言う。(奇しくもjustinが出した曲にもこの題のものがある)

ニワカ?の私でも 元気をもらえる映画でした
ありがとう

最後に。最近は色々と問題になっているけど、これを機に 自分も何も知らないなと思って 韓国と中国、日本の歴史を勉強し始めました。
いつか それぞれに素晴らしいものを持つ国同士が 肩を組める日が来ますように。

最後の最後に。SUGAさんがワイン飲んでたので私も飲みます。
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