ずっと観たかった作品。ようやく鑑賞できた。中島かずきさん脚本のアニメーション作品って、どんな感じなのだろうと、ワクワク♫加えて、圧倒的な迫力の音と映像、というレビューを目にして、期待値が跳ね上がった。
はい、すごかったです。何かのアトラクションかと思うほど。色彩も、コントラストが鮮やかで、終始目を奪われた。パステルカラーがとても効果的だと感じた。登場人物の字幕もカッコいい。
また、劇団新感線で中島かずき脚本の舞台を演じられている俳優さんが何人も声で出演しており、台詞回しも相まって、もはやこれは舞台なのではないかと錯覚してしまうような不思議な体験ができた。アニメーションってすごい…
この場を借りて。
京都アニメーションの痛ましい事件があった後のタイミング、京アニ作品で登場する商店街のモチーフとなった出町商店街での本作の鑑賞。本来なら全く関係がなかったはずなのに…どうしても複雑な感情が沸き起こる。炎の描写も、最初はちょっと目を逸らしてしまった。
当然、作品に全く非はない。素晴らしかった。だからこそ、悲しい。
被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
