久々のダブルヘッダー。
おかしいなぁ。
気分をあげたいはずなのに、なぜかしんみりする作品ばかりを選んでしまう。
けど、自分好みの作品で楽しめました。
まず、キャストが素敵。
『君の膵臓をたべたい』でお馴染みの北村匠。
今回も似たような役で、ぴったりはまっていて良かった。
温かみのある優しい演技が染みる。
そして、永野芽郁。
治療法不明の病気にかかった少女の明るさの奥に潜む暗い感情を見事に演じ切っていた。
両者の自分が相手に与える影響を早くした上で、言葉を選び、それぞれの思いを伝えようとする描写からは、どこか温かみ感じました。
また、今作から、
"優しさ"に対する難しさを感じた。
自分は優しくしてるつもりでも、
相手がそう感じなければ意味がない。
相手にその優しさが伝わっとしても、
周りにはそう思われていないのかもしれない。
人によって望む行為や態度は異なるし、
ましてや、他の何かのために本当の感情を隠すことだってある。
やはり、相手の気持ちを1番に考えることが、完全とはいかなくても、最善の行為なのかもしれない。
今作で描かれた「発光病」という病気は架空のものらしいが、こういった作品から得られる知識や感性は大切にしたい。
冒頭でも述べたように、
最近はしんみりしてしまう作品ばかり見ている気がする。
そろそろ何も考えず、大笑いできるような作品も見てみたいところだ。笑
